明治生まれのおじいちゃんが、まだ元気だった頃、おじいちゃんが散歩に行く時、良く私を誘ってくれたものです。私が喜んで後をついて行ったのには、理由がありました。暑い盛りにおじいちゃんは、その帰り道、必ず「かき氷屋」に寄ってくれたからです。今の「かき氷屋」さんとの違いは、今は電機で氷をかくのに対して、昔は、絵のように、手でハンドルを回しながらかいていたという事でしょう。暑い時、イチゴ・メロン・レモンのシロップをかけた氷のおいしさは言うまでも無く、優勝カップのようなガラスの器が、子ども心に、すずしげできれいだなあと思いました。
私達が寄ったそのお店も、きれいなおばさんが汗をふきふき氷をかいていたのを思い出します。この歳になって、おじいちゃんの目的は、他にあったのではないかと思うようになりました。(蛇足)

かき氷